鳩山 幹雄 はとやまみきお |
新聞、雑誌等に教育、家族、環境、子育て、ヒューマニティー、異文化などをテーマにコラム、エッセイを執筆。 家族:妻と子供4人。 97年7月より4年間、一家で南太平洋の小国サモアに暮らす。 現在は家族とともにアメリカ・ミシガン州在住。 著書「「最後の楽園」サモアで暮らす」「パパラギの島サモアで暮らそう」「都会育ちの田舎暮らし」(以上すべて風媒社)他 |
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『「最後の楽園」サモアで暮らす』
-風媒社-・・・・\1600+税 パパラギの舞台「サモア」でとうとう暮らし始めた。 カルチャーショックの数々。 ヒューマニティ・エコロジー・シンプルライフを語る。 | |
『パパラギの島で暮らそう ! 』
-風媒社-・・・・\1500+税 サモア移住の決意にいたるまで。 パパラギの舞台「サモア」をユーモラスに紹介。 当時のサモア首相トフィラウ・エティ・アレサナ氏のメッセージ収録 | |
『都会育ちの田舎暮らし』
-風媒社-・・・・\1505+税 田舎暮らし十年の試行錯誤を通して学んだ都会と田舎のギャップと田舎暮らしの魅力と現実を綴る。 | |
『マイ・アメリカン・グラフィティ』
-第三書館-・・・・\1200+税 奇想天外なアメリカのカレッジライフと留学生の目で見た 日米の文化比較をユーモアたっぷりに語る。 鳩山幹雄の青春モノ |
『パパラギの島で暮らそう!』
★ブック東海★1997.9.26朝日新聞 ロングセラーの[パパラギ」(立風書房)を読んだ人は少なくないだろう。 副題は[はじめての文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集」。 今世紀初頭、はじめて西欧を見たツイアビは、その[文明]の奇妙さに驚く。「(都会は)時間に追われた人々が住む石の箱、石の山」などと語る彼の言葉は、そのまま西欧近代批判となっている。 そのツイアビの島、南太平洋に浮ぶ西サモアを一昨年、愛知県に住む一家6人が訪ねた。 中年男性の平均月収が四万円ほど。電灯以外はほとんど電気に頼らない暮らしをしている。これ以上透き通ることができないくらいにきれいな海。刑務所の囚人も週末は自宅で過ごす。 ユニークなのは都市部のごく一部以外は土地の売買が禁止されていることだ。それが外国資本による乱開発を防いでいる。この国の総理大臣は著者に手紙で書いてきた。「サモアの文化や伝統が…近代文明に打ち消されてしまわないように、力の限りを尽くして闘わなければなりません」 日本社会にうんざりしていた著者は、旅を終えて、西サモアに引越す決意をする。 そして今夏、一家は南へと飛び立った。(装丁・夫馬孝、風媒社・本体1500円) 『都会育ちの田舎暮らし』 ★BE-PAL'S FAVORITE★BE-PAL(小学館発行)書評より 著者は大都市名古屋に生まれた典型的な都会人であった。その著者が突然田舎暮らしを決意し、仕事はそのまま都会で続けながら山村に家を建てて移り住み、11年が経過した。本書は今日までの経緯と実際に暮らしたことのメリット、デメリットをありのまま報告する。 田舎暮らしの動機となる特別な事件があったわけではない。都会生活で誰もが経験する日々のストレスに、突然耐えられなくなったのだ。そんなごくフツーの人が、ほとんど資金もなしにはじめたところに本書のおもしろさがある。また、大半の内容が土地探しや建築ではなく、田舎暮らしの効用、人間関係、デメリットなどの体験談に注がれる。 田舎の因習や不合理にストレスを感じながらも、田舎暮らしの中で浮きぼりにされる都会の不自然さ、それに気づく自分や、妻などの気持ちが素直に描かれている。労働奉仕で毎週日曜日をつぶされつつも、やがて「自分たちの住むところは、自分たちで世話をするのが当たり前」という田舎の発想を自然に感じるようになる著者に、読者はいい気持ちにさせられる。田舎暮らしのノウハウ以上に、いろいろな日常事件を描いた物語として楽しく読める本だ。(三)風媒社1550円 Home |